2006年02月26日

●シックハウス症候群

1980年代に入ると住宅の高気密化に高性能住宅というテーマで住宅が生産され、同時に新建材の開発製造が盛んに行われました。 それに伴い、新築の住宅・マンションに入居後、めまい、吐き気、頭痛、眼・鼻・喉の痛みなどの症状を訴える人たちが急増したのです。 原因としては、集成材やそれらに使用される接着剤ならびに壁紙からの化学物質が室内の空気中に発生しそれらが人体に影響を及ぼすと いう結果が発表されました。

高密度・高断熱住宅という快適な住宅を生産する反面、一方では、極めて不健康な住宅も出現したのです。 シックハウス症候群(Sick House Syndrome)は,それ以降、マスコミでも頻繁に取り上げられるようになり、今では住宅建築時の重大な関心事です。

2006年02月25日

●安いか?個人輸入

輸入建材そのものの価格は、どんなものであっても海外から輸入されるわけですから明らかに実質金額は安くなります。 しかし幾つかの条件が重なることによって、建築完了後最終的になぜか高くついた、随分安くすんだということに分かれることがあります。

建材費用はもちろんのこと、輸送費・現地の出荷サイドの経費も含め国内では関税・消費税・国内輸送費、場合によれば倉庫保管料など の経費も見積もらなければなりません。これらの経費は国内販売する輸入建材商社などもかかる費用ですから(これらに利益をのせて市場へ)、 内容としてはそれほど違いがあるわけでありません。

問題は、輸入する建材量の多い少ないでかなりのメリット・デメリットは分かれる ことになるのではないでしょうか。コンテナにおける海上輸送の場合でも、できるだけ回数を減らし1回の輸入に、できるだけ輸入費用の係数が高い メリットのある建材を輸入することによって金額の違いは歴然となります。

また、木材のような相場市場によって価格変動の激しいモノは時 として国内市場の方が結果的に優位にあるということもあります。市場全体の在庫の量や、北米や北欧の現地での市場状況で木材価格は変動します。 そんな時でも、国内であまり流通していないダグラスファーのランバー材をどうしても使用したいという時などはチャレンジしてみる価値は大いに ありそうです。

●建材の個人輸入は可能?

可能です。全国でもかなりの人たちがチャレンジされているようです。キットで販売されている簡易なログハウス住宅のようなものから、 本格的な住宅を丸ごとパッケージにして輸入されるチャレンジ精神旺盛な方は、どこにでもいらっしゃるようです。

2006年02月23日

●為替相場が気になる

海外から届く建材は、たとえ大手の商社が輸入しても個人が輸入したとしても確実に決済が行われ、その支払金額は輸出国との通貨に対する 為替相場に大きく左右されます。たとえば、輸出国がカナダやアメリカなどの北米からの場合、円と加・米ドルの為替相場が決済時に関係してくることになります。 当然、輸入という事ですから相手国通貨に対し円高の方が(ドル決済・ドル送金)ということで安く買えるわけです。

また、建材費用とは別に、 輸送費や輸入書類に関係する諸費用、また国内に入荷してからの建材に掛けられる関税、消費税にしても支払う商品代金(ドル建て)について 各算出されますので、決済時の為替相場は気になります。

2006年02月17日

●無垢フローリングの施工方法

以下、ハードウッドフローリング全種類の施工方法を満たすわけではありません。 ストリップスタイル(19mm厚)の床材を釘うちでの基本的な注意点・施工方法を説明しています。床暖房設備や他の条件設定の場合、メーカー保証や推奨する方法で施工することが望まれますので要確認をお願いします。


【現場の条件】
ハードウッドフローリングの施工現場については、水分・高湿度の条件下を避けなければなりません。地下室や床下は乾燥を確認し、かつスラブ・オングレードの場合以外は床下換気が必要です。現場はドア・窓の取り付けが終了し戸締りができることが条件です。また、フレーミング工事をはじめ、石膏ボード等の工事は終了し、フローリングが現場搬入される前に完全乾燥していることが望まれます。施工時の季節にもよりますが寒暖の条件を良く把握し、居住空間の温度設定を前提に施工されなければなりません。

【現場の搬入】
現場の条件が整えばフローリングを搬入しますが、その際施工する部屋へ運び込む事がベストです。現場の環境に順応させるためできれば4~5日くらいはその温度と湿度に適応させる事が必要です。もちろん現場の温度や湿度の急激な変化は許されません。平坦なところに保管し、以上の条件が確保できたら開梱して順応させることも必要です。

【コンクリート床に施工】
ハードウッドフロ-リングは、コンクリートスラブの上にも施工が可能です。コンクリート下地が水平で乾燥していることが条件です。新しいコンクリートは無垢フローリングの大敵である水分が大量に含まれますので充分な養生期間をおいて施工することが求められます。

その後、水分が床材に届かないようにコンクリートの上に防湿シート(ペーパーバリヤー)を敷き詰めます。防湿シートの上に床下地として外装用合板を千鳥で張ります。コンクリート釘打ち機、またはコンクリート釘での施工となります。 (接着剤の場合も有)合板の厚みは19mmストリップフローリングの場合、19mm合板が推奨されます。

【床根太構造に施工】
床根太に釘うちをしないといけないので、床根太位置が分かるように、事前に4壁にマーク(墨)を付けておきます。防水紙を下地合板に敷きます。国内ではボンドなどと併用施工される場合は除かれるケースもありますが、その場合、下地合板ジョイントからの通気や湿気に対する注意が必要です。フローリングの張る方向は部屋の長い方、すなわち長尺方向に平行なのが最も美しい施工になります。
(床根太との直角方向)



最初の1列目は、全ての基本となりますからまっすぐに張り出すことが大切です。最初の床材と壁には隙(約12mm/幅木の厚みを考慮)が必要です。
この隙間はフローリングの膨張を見越したもので、幅木を取る付けると隙間は隠れますから問題はありません。ストリップ材はT&G(サネつき)形状になっていますから、男ザネを外側に向けて1列目を開始します。

1列目の釘うちは女ザネ側から20mmくらいの所、根太位置にフィニシング釘かケーシング釘を脳天打ちします。オーク材などの硬い床材は割れる場合もありますので事前に釘穴のパイロットホールを開けておくと割れを防ぐことができます。

2列目以降は、サネ継ぎを確実にあわせ男ザネ部分に45度に向け(根太位置)釘を打ちます。4~5列を過ぎると電動釘打ちガンや海外の専用釘打ち機を各仕様にしたがって打っていきます。






【その他の注意】

  • 事前の下地の床鳴りや埃などは充分に注意してください。

  • フローリングの継手と継手の間は少なくとも150mm以上の間隔が必要です。

  • ランダム(乱尺)の商品になりますので、長短バランスを考えて張ることが大切です。

  • 列最後のカット残りが、男ザネが端小口に残りますから、そのピースが次列のスタートになります。(カットロスを最小限に抑える事ができます)

  • 定期的に、残スペースとの距離を計り調節しながら張ることが綺麗になるコツです。

  • もし、表面上の木目があまり美しくないモノや、多少反りがある床材があった場合それらは、部屋のブラインドスペースや目立たない箇所(キャビネット下になる箇所やクローゼット内)へ施工する事も材料の無駄を省くことになります。
  • 2006年02月15日

    ●タイルのパターンデザインに迷ったら

    アーロンさんとジニー夫婦(Aaron and Jeannie)が運営する Houseinprogress.netでも紹介されていた、とても便利でユニークなサイトをご紹介です。

    玄関先のエントリー部分の床はマーブル仕上げにしたい!なんていう方も、輸入住宅ファンには多いでしょうね。でも、いざデザインは、どんなパターンが良いの?というような時にこのサイトはとても便利に使えそうです。その名もMarbledesigner.com

    サイトの中には、Freestile design toolというコンテンツツールがあって、いろんなタイルパターンをデザイン化できるのです。左サイドバーのパターンフィールドの中から(Fields・Liners・Medallions)デザインのパターンを選んで、その後、お気に入りのMarbleやTravertineのタイルをクリックします。Applyボタンをクリックしたら、あっという間にリアルなイメージが現れます。

    【Discovery Credit】
    Houseinprogress.net
    Marbledesigner.com

    ●輸入住宅アレコレ情報局

    理想の輸入住宅を完成させるには、緻密に計算されたプラン設計はもとより、優雅なインテリアデザインや素敵な輸入建材、あるいは家具など幅広い分野の情報の集合体がその成功を握るのではないか?と思っています。

    そんな、輸入住宅を取り巻くアレやコレやの情報を、海外情報も含めて管理者独自の視点で掲載していこうと思います。
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