2006年08月28日

●モジュールから考える“輸入住宅” その1

輸入住宅の建築工法として、一般的に施工されるのが国内では2x4工法(2x6材)と呼ばれている施工方法ですが、同じように2x4材を使用する場合でも、使用する樹種の違いや設計プランでのモジュールの違いなどがあり、一概に全てが同じというわけではありません。

その幾つかの選択肢の違いで、躯体の強度やコストあるいは室内の空間やデザインなど、それぞれに違いが生まれてくることになります。

ここでは、北米式のインチフィート・モジュールという部分に焦点をあてて簡単に説明してみようと思います。

通常、日本国内で2x4工法といえば大きく分けて、寸尺モジュールとインチフィートモジュールとの2つのタイプに大別されます。寸尺モジュールは“寸尺”という呼称から日本式2x4と呼ばれたり、反対にインチフィートモジュールは、北米式2x4工法と呼ばれたりします。(ただ、この場合躯体設計にインチフィートモジュールを採用しているからといって、本格的・北米式輸入住宅というわけではありません)

さて、その2つのモジュールの違いを簡略すると以下のようになります。

【寸尺モジュール】

■躯体ピッチが455mmである。(間柱、根太、タルキ等の間隔)
■一般的な廊下や階段幅が芯々910mmとなる。(有効巾796mm)

【インチフィートモジュール】

■躯体ピッチが406mm(16インチ)である。(間柱、根太、タルキ等の間隔)
■一般的な廊下や階段幅が芯々1015mmとなる。(有効巾902mm)

ここで、この数字の意味するところを単純に分かりやすく整理してみますと、たとえば、4550mmの長さの壁があったとします。

寸尺モジュール採用の場合・・・

4550(壁長さ)÷455(ピッチ)=10(スタッド本数10本)

インチフィートモジュール採用の場合・・・

4550(壁長さ)÷406(ピッチ)=11.2(スタッド本数11本)

と、いうことは? 
インチフィートモジュール採用の方が同じ長さの壁や根太の幅であっても、ピッチが狭く施工されるため堅牢な躯体が可能となりますが、反面、材料コストがか余計にかるということになります。ただ、ここでもあえて注釈を入れますが、躯体強度というのも、設計段階でのトータルな強度計算とそれに伴う正確無比な施工ということからくる結果ですので、コレだけの違いで決定的な差が生まれるというものではありませんし、逆にコストについても、インチフィートを採用したからといって極端に躯体ランバー費用が高騰するというものでもありません。


(この項、続きます)

2006年08月19日

●映画ロケーションに使用される、素晴らしい住宅

house.jpg

“映画で楽しむ輸入住宅”という独断と偏見に満ちた、コンテンツカテゴリーを持っていますが、そのせいか個人的にはアメリカ映画現代ドラマがベースになっている映画がどちらかと言うと好みです。

SF映画なんかだと、住宅のカットシーンが出て来ることはほとんどありませんから、その種の映画を観る時は、そういう意味で最初からちょっと残念な気分にさせられますねぇ。(意味不明な鑑賞動機ですが…笑)

ところで、北米の素晴らしい住宅・不動産のニュースを定期的にUPしてくれる、フォーブスのサイトで映画のロケーションに使用された素晴らしい住宅のことがHome Movies掲載されていました。撮影日数から使用費用などのデータをはじめ、裏話などの数々、まだ観ていない作品も多いので、ちゃんと筋書きも追いながら、住宅の素晴らしさも鑑賞してみましょうかね。

選ばれた10作品の素晴らしいロケ住宅が…かなりの高額ですがレンタルできる?!

続きを読む "映画ロケーションに使用される、素晴らしい住宅"

2006年08月07日

●カントリーリビング

buildersdiary.jpg



女性向けポータルサイトということで、創業時からドットコム企業では特異な存在だったアイ・ビレッジ(iVillage)ですが、ITバブル崩壊後どうなってしまうのか!というくらい心配しましたが、メディア大手のNBC Universalに買収され、まだまだこの種のサイトではピカイチの存在感です。

サイト内コンテンツと言いますと、子育て、夫婦関係、恋愛、美容健康、ダイエット、ショッピング、在宅勤務、に金融に至るまで、その中心になるのは全て”女性が”中心です。

女性がターゲットということからして、ホームデコレーティングやファニチャーなど、女性らしいセンスを中心に季節感溢れるライフスタイルやアイデアをいつも提供してくれています。

NBCに買収されて以降、既存のホームファニッシング関係の雑誌とのメディアミックス戦略により一層の女性パワーで充実した内容になっており、男性の私ではありますが、定期的にサイト訪問しては刺激を受けています。関連雑誌としてはハウスビューティフル(House Beautiful)やグッド・ハウスキーピング(Good HouseKeeping)そして、あのカントリーリビング(Country Living)等で、どの雑誌もアメリカのスーパーでレジ待ちの間に、ちょっと手を伸ばしてパラパラめくる、とても身近な雑誌です。

その中でも、アイ・ビレッのサイトコンテンツの中にあるカントリーリビングHouse of the Year 2006という今年の一番の家を見ることができます。

雑誌カントリーリビングが企画するだけあってアメリカン・カントリー色を存分に加味した住宅が目白押しですが1996年から毎年の素敵な住宅のオンパレードです。(こんなのが好き!)

特に昨年から今年にかけてのWEBでの展開は、よりデータも見せ方も充実しておりとても素晴らしいです。Builder's Diary 2005や2006年度ヴァージョンをクリックすると建築の全体の流れが見れますが、見ているだけでワクワクして時間を忘れてしまいます。珍しくPrefabricated House(ファクトリーメイド)の躯体パーツを現場クレーンにて建てる方法で、去年も今年も建てられているようです。もちろん、インテリアも最高です。


【Discovery Credit】
iVillage

2006年08月03日

●ダストレスサンダーって?

drywallsander.jpg


先日BBS(掲示板)の方で、少し話題になっていました、ドライウォールの時に使用する「ダストレスサンダーって?」と別のところでお問合せがりました。そんなとこでいつものように急な思いつきですが、“便利ツール”という新しいカテゴリーを加えて、色んな便利なツールを紹介していこうかと、ダストレスサンダーが1番手。

ドライウォール工事の幾つかの工程の中で、サンディングという工程があります。ダストレスサンダーは、その時、使用する便利なパーワーツールです。通常サンディングは、いわゆるサンドペーパーを長いポールにつけて天井や壁の無用なパテをゴシゴシとペーパーがけしていくわけですが、その時、多量の粉塵が部屋中に発生しますが、そんな時粗方の粉塵を同時にホースで吸い込んでいくという優れもの。

【Discovery Credit】
Welcome to porter-cable.com