
ようやく暑さも一息という季節になってきましたが、地域によっては毎年のように最高気温を更新するというように地球温暖化の傾向は深刻さを増してきているようです。
京都議定書には今だ同意しないでいるアメリカではありますが、大国のエゴを押し通すのにも、そろそろ限界ではないかと思われるような、地球の激しい叫びが”自然災害”という声になって聞こえてきますね。
いつも輪の中の中心でなきゃダメだ!と自分たちの利害を盾に駄々をコネるアメリカですが、省エネルギーと云う観点を完全に無視しているわけではありません。というのも、アメリカ環境保護庁:US Environmental Protection Agency (EPA)が1992年にENERGY STARという組織を発足させて、そこで多くの製品に定めた省エネルギーのための規格基準を遵守させ、それにパスした製品にのみ同組織のロゴやステッカーの使用を認めるというものです。
本当に身近な製品では、直ぐ目の前にあるパソコンをはじめ、多くのオフィス機器に見受けられるようになっています。
アメリカからの呼びかけに応じて、日本は1995年から参加しているわけですが、このENERGY STARに該当する製品は輸入建材にも無縁ではありません。とりわけよく目に付くのが、ウィンドウ関連ですが、建築中の現場に出向けばこのENERGY STARのステッカーが貼られたメーカーの窓やパティオドアなどが見受けられます。また、アメリカでは製品・部材のみならずこれらの趣旨に賛同したビルダーなども各地に増えてきているようです。
世界的な平和があって旅行業界が繁栄できるように、また、健全な住宅があって人が安心して住め、そのことによって建築業界の発展が約束されているように、大局的に考えれば、やはりどの産業界も生産され、供給する全てのモノやオペレーションが、地球を中心に考えられたモノでなくてはならないのでしょう。
そういう意味で、エネルギーコストとマネーコストを連動して考えることは、輸入住宅のみならず”地球環境”“人の住まい”を考えるのにとても大切なことだと思います。
そんな具体的な指標データとして興味深いものが提示されており、たとえば、窓やドアの部分では、ENERGY STARに承認された窓やドアと、そうではないモノを取り付けつけた場合の違いは、熱効率=コストセーブという意味で、年間でかなりの金額がセーブできるということです。(⇒ データページ)
その他、シーリングファンを取り付けて、天井から室内の温度を流動させると良いということや、部屋を出るときや離れる時は常に部屋の明かりは消すこと、という当たり前のような注意書きなんかを部屋ごとに一度再確認しておく方が良いかもしれませんね。
ENERGY STAR @ home tips : ENERGY STAR
地球を守るためにも、自分たちの財布の中身を少しでも守るためにも。
【Discovery Credit】
ENERGY STAR