2006年10月27日

●輸入住宅と輸入建材のふか~い関係 その3

一般的には、最終的なマスタープラン(間取り)が決定された後に、各部屋ごとの"仕様決め"などが行われるわけですが、幅広い選択肢を持つ、海外の輸入建材であっても、請け負い業者や工務店(輸入住宅メーカー)の持つ条件によって、既に、その幅がかなり限定されたモノになっているケースも珍しくはありません。

たとえば、国内に流通在庫された会社や商社から輸入建材を調達する工務店では、当然ながらその選択肢は限られたものになり、反対にあくまでも施主の希望に最大限に叶えるために、その現場ごとに直輸入する業者など、これまた幾つかの形態を見ることができます。

前者の場合、既に国内在庫品を使用するので、見積試算や安定的な工期の確保など、請け負い業者としてのリスク軽減を行うことが可能です。後者の場合は、工期に合わせたタイムリーな輸入と、見積段階での輸入経費や為替などの関係で、別の猥雑な作業が付随することになります。当然のことですがメリット・デメリットが、どちらにも存在するということです。

ただ、コスト的(原価)にみれば、トータルの建築費の内訳としては、輸入建材と取付け施工費の積み重ねに大別されるわけですから、輸入住宅における輸入建材の入手方法やグレード仕様の違いは、その結果に大きさ左右されます。

そういう意味でも、ドアや窓などの建材を中心にして幾つかの輸入建材の知識、入手方法の検討することによって、結果的に住宅全体のグレードを上げることが可能だといえます。1箇所、300ドルの窓と100ドルの窓の、どちらをプランし取り付けるにしても、現場での"取付け施工費"としては、それほど大差が出るはずがありません。(建材原価の高低と施工費が比例しているわけではない)

2006年10月24日

●輸入住宅と輸入建材のふか~い関係 その2

完成されたプラモデルが、様々なパーツによって成り立つように、完成しカタチを成す住宅も、建材というパーツの組み合わせによって理想の住処となるのです。

その建材には、窓・ドア・フローリング・キッチンキャビネット・・・というふに多種にわたる"パーツ"が存在するわけですが、輸入住宅の使用されるべき、その海外のデザイン性豊かな良質な建材は、日本では考えられないくらいの選択肢を持っています。

それは、デザインやカラーバリエーションというセンス的なものから、クオリティや素材、あるいはそれに伴うコスト(金額)的な選択幅であったりします。

そんな多くの選択幅を持つ建材群でありながら、サイズ規格という部分では、どのメーカーやどのグレードの製品・建材であっても、既成サイズというものが標準化されています。

たとえば、窓(ウィンドウ)の例で言うと、安価なアルミやバイナル製(塩ビ)の窓と、グレードやコスト的にも高価とされている、クラッドタイプ(被覆)の窓であっても、同一規格サイズとして製造されており、また、メーカーが違ってもその仕様は、例外を除いて、ほぼ統一されているということになります。これらは、内外装のドアサイズやキッチンのキャビネットについても、その他の輸入建材についても同様のことがあてはまるわけです。

これらの理解は、一般の施主が"自分の価値基準にあった、より良い住宅(輸入住宅)"という視点で考える、ひとつの重要なキーワードだと言えます。

2006年10月19日

●輸入住宅と輸入建材のふか~い関係 その1

輸入住宅とそれ以外の住宅、すなわち大手ハウスメーカーや在来の住宅メーカーとの決定的な違いといえば、使用される建築部材が海外の部材である、ということでしょう。

この場合、国産メーカーとはいえ、実際に原材料を海外に依存したり(厳密に言えば大半がそうであるが)、それら原材料を使用して海外にある自社工場での生産したものを国内輸入する部材や、海外のメーカーにOEM供給を受ける日本の建材メーカーの部材を、ここでは輸入建材という枠には入れないで、あえて、強引に、国産メーカー品として理解してみると、使用される輸入建材の重要性が、より分かりやすくなるのではないかと思います。

国内で建築される輸入住宅と呼ばれる建物のそのほとんどは、そこで使用される部材が国内と海外のメーカーの混在でプラン建築されているわけです。

また、建材の構成比率(国産/海外)や輸入建材を国内在庫品を使用するケースや独自プランに合わせてタイムリーに直輸入するケースなど、その選択肢も幾つか存在します。

この、輸入住宅にとって極めて基本的であたりまえのような事柄が、一般の施主さん(ホームオーナー)にはあまり重要なことと理解されていないのです。

2006年10月11日

●ビルト・イン・ガレージもここまできたか!?

北米の住宅プランで、羨ましく思うもののひとつにビルト・イン・ガレージがあります。

日本では土地の狭さや建ぺい率などの建築条件によって、実現する可能性が低くなるケースもあるビルト・イン仕様のガレージですが、車社会の現在、できれば実現させたいプランではないでしょうか。

何より雨の日の降乗車はもちろんのこと、買い物帰りの荷物の荷降ろしなども非常に便利で、北米ではキッチンやユーティリティスペースに隣接したカタチでガレージがプランされていますよね。

標準的なスペースの住宅でさえ2台分のガレージは確保され(ドライブウェイ利用など)、3カー・ガレージさえもそれほど珍しくない欧米の郊外型住宅ではありますから、なんとも羨ましい住宅事情ではあります。

1人に車1台というご家庭はまだまだ特別にしても、家族構成によっては、ファミリーで車1台というわけにはいかないこともあり、2台保有というご家庭は日本でも珍しくなくなりました。そんな時こんなシステムを、しかもビルト・イン組み込むなんて、なんともオシャレではないですか! 同様の2層式ガレージをオープン仕様で見たことはありますが、家全体のデザインイメージは決して良いものではありませんでした。

実際に国内での施工については、前述の条件面に加えてメンテナンスなどいろんな制約はあるでしょうが、でも、素敵ですね。

(あの超メジャーサイトBoing Boingで見つけた記事に触発されて掲載しています)

【Discovery Credit】
Boing Boing: A Directory of Wonderful Things
YouTube - Broadcast Yourself.

2006年10月05日

●Custom Home Online

以前は、なんてことのない内容のWEBサイトでしたが、最近サイト内のコンテンツの充実が嬉しいCustom Home Onlineです。

“カスタムホーム”すなわち注文建築と言う名のWEBサイト(北米系)ですから、輸入住宅情報の生の情報収集にはもってこいのサイトです。

新しく登場しているコンテンツは、ポピュラーで幅広い層に建築インテリア雑誌に掲載された全米での建築プロジェクト(現在300以上)の検索紹介や、高速インターネット回線の充実で、今後ますます登場してくるであろうと想像できる、WEBビデオなどをみることができます。

日本でも有名なアンダーセン・ウィンドウの取替え解説ビデオなど、興味をそそられる方も多いのではないでしょうか?

当然ながら、これらのビデオはコマーシャルベースでの提供ではありますが、メーカーが何処であれ、基本的な建材の取り扱い、施工方法は同じ考え方という、合理的な北米式住宅建築を理解するには悪くはないと思います。

【Discovery Credit】
Custom Home Online