●"不都合な真実"と、グリーン・ビルディング
映画を観終わって、客席のアチコチから拍手が起こるというのは、まだまだ日本国内ではそれほど多くはないと思うのですが、この映画”不都合な真実”の最後には、幾人かの力強い賞賛の拍手につられるように、拍手が沸き起こりました。
今話題の、地球温暖化をテーマにしたドキュメンタリー映画ですが、映画の内容は、クリントン大統領時代の元副大統領であり、惜しくも現大統領ブッシュに僅差で敗れた元大統領候補アル・ゴア("Al" Gore)が、若い頃からライフワークとして、また政治家としても大きな課題として取り組んできた地球温暖化の問題を、人類の危機として、未来の子供たちへの責任として全世界の人たちに伝承するメッセージ映画です。京都議定書に賛同しない自国アメリカのエゴを戒め、CO2削減という自国の大いなる責任とそのハードルの高さを理解し、行き過ぎた資本主義経済への警鐘となっています。
その想いが、鑑賞した多くの人たちに伝わったからこそ、沸き起こった拍手だったのでしょう。
国家をはじめ、我々ひとりひとりについても身勝手でエゴ丸出しの生活サイクルを過ごしていますが、美しい地球を将来に受け渡すためにも、個人のちょっとした心がけが、その積み重ねが、とても大切なんだと気がつかされました。
"将来"を作るために"今"がある。政治の問題ではなくモラルの問題である。
地球温暖化を少しでも阻止するために、私たちができる身近な10の事(以下)以外に、映画のエンドロールで紹介されていた言葉に「住宅には断熱材を使用しましょう」という項目がありました。また、「祈のるだけではなく行動しましょう」というメッセージも。
数年前から北米でもグリーン・ビルディングというキーワードで、地球環境や生活環境すなわちエコを考えた住宅産業や組織(U.S. Green Building Council)やあちらこちらで芽生え始めています。
今回の偉大な伝道師”アル・ゴア”も、当然ながらグリーン・ビルディングに関するスピーチを大きな関心事として幾つか取り上げています。
【ten things to do :私にできる10の事】1:Change a light
省エネルギー型の電気製品や電球に交換しましょう。2:Turn off engine
停車中は、エンジンを切り、エコ・ドライブしましょう。3:Recycle More
リサイクル製品を積極的に利用しましょう。4:Check your tires
タイヤの空気圧をチェックしましょう。車の燃費基準を上げれば、無駄なエネルギー消費を防げます。5:Use less water
まめに蛇口をしめましょう。水道の送水にしようされるエネルギーを削減することができます。6:Avoid products with a lot of packaging
過剰包装、レジ袋を断りましょう。買い物は、このリサイクルエコバックを使いましょう。7:Adjust your thermostat
エアコンの設定温度を変えて、冷暖房のエネルギー削減をしましょう。8:Plant a tree
木を植えましょう。1本の木は、その生育中に1t以上の二酸化炭素を吸収することが出来ます。9:Be a part of the solution
環境危機についてもっと学びましょう。そして、学んだ知識を行動に移しましょう。子供たちは、地球を壊さないでと両親に言いましょう。10:Encourage your friends to see An Inconvenient Truth
映画「不都合な真実」を観て地球の危機について知り、友に勧めましょう。
【Discovery Credit】
Al Gore 2008 - Home
アル・ゴア - Wikipedia
年初からサーバートラブル(言い訳)なんかがあり、遅いスタートとなりましたが、今年もよろしくお願いします。