●なんと、素晴らしい!
海外の住宅関連で大好きなサイトのひとつである、カントリー・リビングのリッチコンテンツで早くも今年度、2007のHouse of the yearが発表されています。(現段階で一部、未編集部分がありますが)
“ひとこと”で言って「感動的なプロジェクト」。
と言うのも、今回の受賞プロジェクトは新築のプランではなくペンシルベニアにある1880年代に建てられ朽ち果てたオールド・ハウスを見事再生する、増改築プロジェクトなのです。
このプランの主役は、オールドファッション・スタイルの家を、こよなく愛するDavid DrummondさんとビルダーのひとりであるBill Martinさんで、ふたりの「多くの経験に基づくアイデア」と「家に対する熱い情熱」が見事に結集した素晴らしいプロジェクトとなっています。
まず、何に驚かされるというと・・・
恐らく日本では、この見るも無残な姿になった住宅を見たら、多くの人が「もう、建替えよう」という気になるのではないでしょうか?!、でもでも、原型が素晴らしく、躯体フレームがしっかりと一定の強度を確保していれば、何も建替えることなどなく、こんな素晴らしいカントリーハウスが生まれるのだ!という実例です。
使い捨てではなく、愛情を注いで、できるだけ末永く住もう。そのことが、数世代に渡り住宅(不動産)の資産価値を確保することになる。
見習うべきものは、住宅センスやデザインと云うよりも、むしろこような“思想”そのものだと思うのですが…
従来より、欧米では消費者レベルでの商品に対するアンケートや使用後の評価をデーターベース化した指標がオープンにされてきました。(捏造・改ざんデータでないことを願いますが・・・)コンシューマー・レベルでの評価基準がはっきりすると、これから購入しようとする後発の消費者に対して、商品選択に対する安心感やそれに伴う購買力が広がるという相乗効果が生まれます。
今週号のニューズウィークのカバーストーリーが、とても興味深いものでした。