2007年09月27日

●Cool Tool !

tool02.jpg道具(ツール)に求められる重要な要素として考えられるのは、効率性と安全性という2つの大きなポイントだと思います。

その道具があることで、現場の作業効率が格段に上がり、同時に、道具そのものの安全性は基より、作業する人や建築現場の安全が常に確保されるということが、何よりも大切なことですね。

建築現場というのは、そもそも各工程において様々な道具が運ばれて作業するわけですが、その多くの道具類にも色んな用途や種類のモノがあり、それぞれに歴史があるものです。たとえば、手ノコやカンナに代表される永年職人さんの手垢にまみれ使い慣れたハンドツールや、反面どんどん進化していく電動式のパワーツールなど、住宅建築の現場では本当に便利でユニークな道具を見ることができます。

便利でユニークと言えば、いつも驚かされるのが欧米のパワーツール群ですが、これも有りそうで無かった、とてもクールなツールではないでしょうか。

携帯用のパワー・コンプレッサーなのですが、使用方法としては、内装仕上げのフィニッシュ・カーペントリーのネイルガンを使用する時や、ルーフィングや外壁の高所などには、とてもハンドリングが楽そうで、使ってみたい道具のひとつです。

【Discovery Credit】
Supplierpipeline, Inc.

2007年09月05日

●建てて売るのではなく、残していくもの

070902_1253~02.JPGビジネスであれプライベートであれ、旅先で国内外の古い建築物を見るという機会に恵まれると、本当に幸せな気分になります。同時に、良いものはいつまでも愛されるのだ、という確信と、先人の功績に感動し感謝する以外、術を知りません。

今回、訪れたのは福井県は東尋坊に程近い、坂井市三国町にある、旧森田銀行本店です。

福井県内に現存する最古の鉄筋コンクリート造の旧銀行という商業施設ですが、文化財施設として誰でも拝観できる建築物です。

外部は伝統的なシンメトリーなデザインで、内部においても、本漆喰で装飾された天井部のメダリオンや懐古主義的で少し腰高なウェンスコーティングが施され、細部にわたりデザイン性にこだわった建築物です。

森田銀行の創業者である森田三郎右衛門は、ご当地、隆盛を極めた廻船業の豪商のひとりでしたが、明治27年にその廻船業も衰退期に入ったといち早く察知し、銀行金融業の業務転換を計ったそうです。商人として優れた人であったということは、厳然たる事実ですが、銀行という業種に求められる建物がどういうものか?建物のイメージや存在感が、また、その業種に与えるメリット、顧客に与える安心感などすべてにおいてプラスの相乗効果がイメージできていたのでしょう。

住宅が売れない時代に、人に愛され、地域に愛され、フロー経済にマッチした建物が増えることが、とても大切なことだと改めて考えさせられました。

日本の建築業をはじめ、産業界全体を暗示するものとして根底から意識改革が必要なのでしょうね。

【Discovery Credit】
旧森田銀行本店

2007年09月01日

●イメージがどんどん膨らんでくる、"Design My Room"

designmyroom.pngまたまたアメリカでは、インテリアデザイン関係のユニークなサイトが登場しています。

ニュースソースは、あのTech Crunchからなのですが、現地時間の昨日8月31日にオープンしたサイト、その名もデザイン・マイ・ルーム(Design My Room)

キッチンやダイニング・ルーム、はたまたリビング・ルームや地下室にいたるまで住宅のデザインを、お好みで仕上げていくというヴァーチャル・ソフトをウェブ上で展開できるというとても優れたものです。しかも、その仕上がりは今までの類似のアプリケーションに見られたように、今ひとつ臨場感の欠けたものではなく、かなりリアルなモノになっています。

それもそのはず、多種多様に渡り用意されたインテリア用品は、実際のメーカーが生産しているインテリア用品をパーツとしてデータベース化されているからです。スケルトン状態の各部屋の壁やシーリングの色を変えたり、用意された幅広いパーツ・インテリアをどんどん配置して、憧れの自分空間を演出していくという素敵なサイトです。

PCの画面上で、プロジェクトスタート前の何も飾りのない部屋を見ているということは、輸入住宅としてのドライウォールを終えた状態に等しく、それらを観察しているだけでも、かなりプランに対するイメージも膨らみそうです。

現段階で、実際に協力スポンサーとして名を連ねている企業群も、フローリング・床材でおなじみのアームストロング社をはじめ、キッチン・バス用品のメジャーブランドであるコーラー社、ジェットバスのホワイルプール社など、日本の輸入住宅ファンや工務店でも取り扱いの多い、北米のメーカーがスポンサーとして存在しています。

そして、ユーザーがイメージどおりお気に入りの部屋を演出し終えたら、その製品を販売するみたいな、Coolなビジネスモデルを展開するニューサイトです。

【Discovery Credit】
TechCrunch
DesignMyRoom